自由な生き方を目指して、一緒に歩き出しませんか

 フェミニストセラピィ“なかま”は1980年に日本で初めて、女性による女性のためのカウンセリング・ルームとして開設されました。以後38年間、民間の相談機関として、女性がおかれている社会的立場や抱えている心の問題に取り組み、その生き方全般に関わってきました。

 

 "なかま"の活動と、女性の地位向上や権利の擁護を目指す社会的な動きのなかで、各地に女性会館、女性センター(男女共同参画センター・男女平等推進センター)が開設されてきました。その中で、私たちが培ってきた業績と信頼は、女性相談業務の確立、発展にも主要な役割を果たしてきています。

 

 現在も東京都、埼玉県内の自治体相談室では、相談員として相談者の方と共に歩みながら様々な問題解決に取り組んでいます。一方、専門家として、相談に携わる職員や相談員のための研修・サポートも実績を積んできています。

 

 "なかま"は様々な社会的拘束や性別による生きにくさに気づき、そこから解放され、自立していくまでの過程を支援し、共に歩むことを大切にしていきます。

 

 私たちは専門的な教育と訓練を経た心の専門家であり、また共通の悩みを抱えている女性として、一人ひとりの生き方、意向を尊重して今後も相談に関わっていきます。